毎日の寝かしつけが辛い。 寝かしつけのイライラを解消する方法

子どもの睡眠について…、それは子育ての悩みランキングでも上位に入ってくる、ママにとっては最大にイライラする悩みでもありますね。

ほとんどのママが「寝かしつけがしんどい…」と感じたことがあるのではないでしょうか。

今回はそんなママに向けて、寝かしつけをなるべくスムーズに行う方法、そして寝かしつけにイライラしないための心構えについて紹介していきたいと思います。

お風呂の時間を変えてみる

睡眠とお風呂の時間は深い関係があります、

お風呂に入って湯船に浸かることで体内温度を上昇させるという効果があります。

お風呂から上がってもしばらくポカポカ温かいのは体内温度が上がっている状態だからですね。

上昇させた体内温度は、お風呂タイムが終わって約1時間後には徐々に下がっていきます。

人はこの体内温度が下がっていくタイミングが入眠しやすいとされています。

こういった原理を生かして、お子さんのお風呂タイムを調整してみるのも効果がありますよ。

20時ごろに寝かしつけを行っている場合は、19時頃にお風呂を済ませておくとスムーズに入眠出来る効果があるかと思います。

太陽の光は質の良い睡眠に効果的

これは不眠症に悩む方にも効果的とされている療法ですが、朝起きたら最初に太陽の光を浴びておくという方法。

人間には「メラトニン」と「セロトニン」と呼ばれる睡眠に関わりの深いホルモンがあります。

幸せホルモンとも呼ばれていますね。

メラトニンは人間が眠たくなる時に分泌されるホルモンですが、そのメラトニンを作り出すために必要とされているのが、太陽の光を浴びることで体内に分泌されるセロトニンです。

セロトニンがメラトニンに変わり始めるのは太陽の光を浴びてから約14時間~16時間後になります。

つまり、朝のうちに太陽の光を浴びてセロトニンを体内に作っておくことで自然と夜になると眠たくなってくるという原理です。

逆算すると、夜21時には寝てほしいと考えている時は、朝7時~8時の間に太陽の光を浴びておくのがベストですね。

朝からお子さんを外に出すのは難しい場合でも、カーテンを開けて太陽の光をお部屋に入れるだけでも効果があります。

是非試してみてはいかがでしょうか。

寝る時間よりも起きる時間が大切

生活リズムを整えるためには、毎日同じくらいの時間に寝かしつけを始めるのが良いとされていますね。

昨日は20時に寝かしつけをしたけど、今日は22時を過ぎてからの寝かしつけ…と毎日の寝かしつけがバラバラの時間になってしまうと、子どもは生活リズムが崩れてしまい寝かしつけも困難になってしまいます。

かと言って、それぞれ家庭の事情やイベントがあったりして毎日同じ時間に寝かしつけをするのが難しいケースもありますよね。

仕事の都合で寝かしつけが遅くなってしまう日もあることでしょう。

ここで知っておいていただきたいのは、寝る時間よりも起こす時間が大切ということ。

前日の夜が遅くなったとしても、朝はなるべく同じ時間に起こすようにしてください。

朝遅くまで寝てしまうとお昼寝の時間までも遅くなってしまい、結果夜の寝かしつけに影響してきます。

まだ年齢の小さいお子さんは、自分で生活リズムを作ることができないので、朝早く起こすことを意識して規則正しい生活リズムを作るということをサポートしてあげてくださいね。

それでもダメな時は?

色々試してみたけどダメだった。

そんな時は思い切って開き直るということも大切。

「今はそういう時期だから仕方ない」と割り切ることで気持ちが軽くなります。

大人でも寝つきが悪い日ってありますよね?

同じように子どもにもそういった日があります。

絶対この時間に寝なくてはいけない!と神経質にならないで、寝かしつけが上手くいかない日はママやパパも一緒に横になって体を休めましょう。

お子さんとゴロゴロタイムです♪

子どもが寝てくれなくてイライラする、つい声を荒げてしまう…そんな寝かしつけの時間が続くとお子さんにとってはもちろんママやパパも辛いばかり。

寝かしつけの時間が苦痛と感じないようにするために、寝かしつけタイムはゴロゴロできる時間として一息つくようにしてみてください。

寝かしつけの時に寝たフリをしていたら本当に寝てしまって、ハッと横を見たら子どもも寝ていた…なんてよくある話。

親のリラックスが子どもにも伝わって、心地良く眠りにつけるのでしょう。

上手くいかない時は「何もしない!」と割り切っていると拍子抜けするくらいにスムーズにいくことがあります。

今一度肩の力を抜いてみてくださいね。

さいごに

休みがない毎日の子育て、本当にお疲れ様さまです。

寝かしつけはバタバタだった一日の最後の試練。

疲れが溜まっているママやパパにとって子どもの寝かしつけは大変な時間でもあるかと思います。

でも、子どもと一緒に寝られる時期はあっという間に過ぎ去ります。

寝かしつけに悩んだ時期が思い出になると、懐かしく、そして少し寂しく感じるようになるかもしれません。

そう思うと、子どもの寝かしつけの時間が少し愛おしいものになるのではないでしょうか。

イライラしてしまう夜もあるかと思いますが、この時間も今のうちだけ…と思うことで少し気持ちが軽くなることでしょう。

無理のないよう、心に余裕を持った寝かしつけを試してみてくださいね。

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