小児分野のリハビリ職は国宝級

6月を過ぎた頃から来年度の人材確保へ向け求人広告が増えだしました。

6月から徐々に募集が増え、ピークを迎えるころは8月ごろだそうです。

今は小児分野も注目されていて、求人もたくさんあるんだよ!


ただここで注意点!

今求人を掲載している会社は来年度の4月より「今」活躍できる人材を求めているそうです。

実は、切りよく4月から新しい職場に入社しようと考えている人は多く、需要と供給が合わない現状があります。

裏を返せば、年末までに転職が出来れば、給与や役職が交渉しやすくなる時期とも言えます。

リハビリ職に強い転職エージェントが言うには、4月入社よりも年度途中の転職の方が、競争率が低く、好待遇で転職できる可能性が高いそうです。

転職する前には退職手続きを


もし本気で転職を考えているなら、より、待遇の良い時期を見据えて、今から動き始めた方がよさそうです。

しかし退職するのに手間取ってしまう時もありますよね。

大手の会社なら上司に相談することで、手順を踏み、順調に退職することが出来そうですが、

小さな会社だと、上司や社長に引き留められることもしばしば…。

自分も経験あります。

急に辞められたら困る。とか辞めたら家まで追いかける。などと脅迫まがいの止め方もありました。

円満に退職するには、規定通りに退職する旨を報告して、引継ぎをしないといけません。

おおよそは契約書に退職する場合は〇か月前などと記載があるので、その通りに行ったほうが、会社にも迷惑はかけにくそうです。

ただ一応、法律的には2週間前でも良しとされています…(笑)

退職する前にはしっかりと手順を踏み、なるべく円満にを心がけましょう。

精神的に参ってしまったり、上司と顔を合わすのが嫌な場合もありますね。

その時は退職代行を使う手段もありますし、せめて、ラインやメールで事情を説明することもできそうです。

たまに居ますが、バックレや当日欠勤を増やして自然とフェードアウトとか論外です。

立つ鳥跡を濁さずの精神で行きましょう!

社会人としての一般的なマナーを心がけよう!

小児分野も盛り上がっている

最近は小児分野の求人も目立ってきており、病院に負けないくらいの好待遇の求人もちらほら見かけます。

ただまぁ、そんな好待遇の求人はあってもエリア外だったり、小児の経験年数が必要な場合があります。

多くは、児童発達支援や放課後等デイサービスの求人になります。

その場合はどれも似たり寄ったりの求人です。

理由としてはそのエリア周辺にフランチャイズで事業所を出す場合が多いから。

名前は一緒で教室名が違う場合がほとんどです。○○の渋谷教室とか○○の池袋教室とか。

なので、待遇はほとんど一緒。通勤時間の差ぐらいになります。

目を引く求人はほとんどが訪問リハのなかで小児を取り扱っているケースが多いですね。

訪問リハはほとんどが経験年数が必要ですし、小児の数より、高齢者を担当する場合が多いです。

しかし、一部の訪問リハは小児を専門に扱っているケースもあります。自分のエリア内に合ったらどれだけよかったか…

後は、直接小児専門病院のHPを見て応募できることがあります。

入れ替わりの少ない現場ですので、定期的にチェックしていた方がよさそうです。

転職のプロに頼る

自分で見つけるのには限界がありますし、仕事しながら求人を探すのも一苦労です。

そんな時は転職エージェントを活用してみるのはいかがでしょうか?

リハビリ職に強い転職サイトもいくつかあるので、是非調べてみてください。

非公開の求人もありますし、そのまま面接まで行けば履歴書や職務経歴書の添削、面接指導までしてくれます。

自分の場合は、一度電話で転職の希望を詳しく聞かれた後は、基本的にラインでのやり取りでした。

ただ、電話に出ないと結構しつこいのと、求人のメールが多くて少しうんざりです。

こちとら仕事してるんだから出られるわけないでしょうが!と内心叫んでいます。

大きい声では言えないのですが…

最後に採用されるときは転職エージェント経由じゃなくて、自力でいったほうが転職先の会社にも喜ばれて、もっと給与の交渉できるかもね。

やはりエージェントや広告を掲載している以上、広告料は支払っています。

今の会社の社長が言うには、

1人採用するにあたって150万かかったこともあるそうです。

会社からは転職サイトを通じず直で応募したほうが、喜ばれますし、重宝されます。

リハ職としてではなく、1人の人間として見て欲しい

現実問題ですが、児発や放課後等デイサービスを経営している社長の中にはリハ職を加算要因としかみていない場合があります。

加算がいくらくらいあるかご存じですか?事業所によりばらつきはありますが年間500万~1000万ほどです。

なので経営者にとってはリハ職は喉から手が出るほど求めている職種になります。

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士と言う名前は知ってる。加算も取れる。

よし求人だそ。

って感じなんでしょうかね。

入職したら「あぁ、人として見られてないな」

と思うことあります。

うちの事業所も貴重なリハ職は何名か退職しています。

経営者が元々リハ職であったり、理解がある会社に行った方が絶対やりがいあります。

今はフランチャイズなどで、この業界は儲かる。と謡われていて(実際は儲からない)他業種の経営者が出店するケースがほとんどです。

転職するにあたって経営者がリハ職に理解があるかどうかは重要な基準になりそうです。

小児分野がもっと盛り上がってほしい

少子高齢化社会と言われていますが、支援が必要な子どもたちや支援級は増えています。(発達障害が増えたかどうかは置いといて)

今は、保育士さんたちが主体となって発達障害領域を担っている印象が強いです。

この中にぜひリハ職の方たちも参入してほしい。

確かに給与や休みは大手の病院と違って少ないかもしれない。

でも優秀なリハ職が入るようになれば周りの事業所は待遇の水準を上げて人材を求めるようになると思いませんか。

給与の問題だけではなく、やりがいもあるし、達成感もある。もちろん、辛いこともあるし、文献はほとんどないし、子どもによって支援法は様々で大変かもしれない。

でもみんなで喜びや辛いことを分かち合ってこの業界を盛り上げて行きたいなと思ってます。

小児分野に新卒で入る人はダイヤの原石

新卒で小児分野に入る人ってどのくらいいるんでしょうか?

作業療法士で小児分野に居る人は全体の1割ですから、新卒の人はもっと貴重なはず。

まさしくダイヤの原石。

そんな原石を今小児分野に居る方々で磨いていけたらいいなと感じます。

今現在小児分野に居る方々はもう、国宝級で大事にしないといけないと思うし、

みーんな尊敬させて頂いてます。

いつかはダイヤの原石を磨ける一員になれるといいなぁ。

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